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更新日:2014年2月21日
皆さん、初めまして。市立島田市民病院後期研修1年目の尾上峻也と申します。初期研修の2年間に引き続き、当院消化器内科で後期研修医として勤務しております。
初期研修医の2年間はおそらく、やれることの喜びと、できない悔しさの毎日だと思います。実際、私もそのような2年間を経験しました。島田市民病院ではその気持ちをより強く感じられたと思っています。それは、この病院では研修医も一人の医師として扱っていただき、スタッフから頼られることや、責任の伴う行動が求められるからです。当然、上級医のサポート、指導もありつつ、緊張感のある、心揺さぶられる初期研修の2年間を送ることができました。
特に充実していたのは救急外来での時間です。厳しい患者さんと厳しい看護師さんの中、2年目からはファーストを任され、他の先生、看護師さんの助けの中、一番成長を感じられました。入院病棟では、日々、診療で困ることがあると他科の先生に直接聞きに行ったり、画像が分からなければ、放射線科ドクターのところへ出向いたりと、自由にやらせていただきました。どの先生も忙しい中でしたが、丁寧に対応していただきました。
全体としては、やはり自分に対する厳しさを持っていないと、充実した研修は出来ないと感じました。当然、担当患者さんに異変があった時は昼夜問わず呼んでもらうのはもちろんのこと、分からないことをすぐに解決する姿勢などが必要だと感じました。自分についても同様に、もっと疑問を持つ、疑問を持つためには勉強する、その点で2年間をやや後悔しています。ただ、この病院には頑張れば力を付けることができる環境が揃っているので、自分からもっと求めて多くを吸収していけると考えています。
「百聞は一見に如かず」と言いますが、まずは自分の目で確認に来てください。病院見学は随時受け付けています。希望する診療科を、初期研修医と一緒に見学することができます。職員一同、歓迎いたします。
平成26年2月 市立島田市民病院 後期研修医1年 尾上 峻也
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