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更新日:2022年8月19日
静岡市内で3年ぶりに開催し、全国から多くの医学生が集まりました。
日 時:令和4年8月3日(水)13時00分~16時50分
会 場:グランシップ
〇理事長挨拶
川勝 平太 ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ理事長(静岡県知事)
本県は、世界遺産の富士山をはじめ、南アルプスやジオパークなど世界クラスの地域資源に恵まれています。医療分野では、医薬品・医療機器生産額が11年連続で日本一、健康分野では健康寿命が世界トップクラスを誇っています。さらに、温暖な気候や豊かな自然、豊富な食材など、本県は、大変魅力のある環境が整っています。
近い将来、本県の医療を担う学生の皆さんが、全国から集まっていただいたことに心から感謝するとともに、本日のセミナーが皆さんの思い出に残るようなセミナーになればうれしく思います。これからの皆さんの活躍に期待しています。
〇学長講話
「医師人生を考えるヒント」 宮地 良樹 ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ学長 (静岡社会健康医学大学院大学学長)
宮地先生から、御自身の経験からメンター医師との出会いや夢を忘れないことの大切さなどについて講話をいただきました。
〇講演会
「当院での心臓血管外科先端医療 -ロボット心臓手術を中心に-」恒吉裕史先生(県立総合病院循環器病センター長心臓血管外科部長)
恒吉先生から、海外での研修経験、県立総合病院での実際のロボット手術の映像を用いながら、最先端医療について、講演いただきました。
「医学に必要なこと -臨床・研究・教育の三本柱-」大橋温先生(浜松医科大学卒後教育センター特任准教授)
大橋先生から、腎臓の大切さから腎臓内科医を目指したことや大学病院での臨床、研究、教育について、講演いただきました。
〇グループワーク
講師
浦野哲盟先生(静岡社会健康医学大学院大学副学長)
加治正行先生(静岡県立総合病院地域医療支援監)
大橋温先生(浜松医科大学卒後教育センター特任准教授)
医学生のキャリア形成を支援いただいている浦野先生、加治先生、大橋先生を講師にお迎えしてグループワークを行いました。グループごと選択したテーマについて、講師の先生方やふじのくに次世代医師リクルーターも参加し、様々な意見を出し合いながら、グループごとに発表を行いました。
【選択テーマ】
・コロナ禍があなたにどのような影響を与えたか、今後どう生かすか
・医師不足、医師偏在を解消するにはどうしたらよいか
<参加学生からの声>
・静岡の良いところ、医師になる上で大切なこと、医療の現状等、様々なことを網羅している内容でした
・オンラインで行うよりも、対面で行うことのメリットを最大限感じることができました
・宮地先生の講話を聴き、立派な医師になるために必要なことを知ることができ、今後の医学の勉強に対するモチベーションが上がりました
・恒吉先生がダヴィンチのすごさを映像を交えながら説明してくださり、ダヴィンチが医学に対して多くの場面で貢献していることがわかりました
・腎臓について大橋先生の講演を聴いて興味を持ち、これからもっと勉強したいと思いました
・グループワークを通して全国の医学部の人と交流ができ、より多くの視野や考えを得ることができました
・ふじのくに次世代医師リクルーターの方のお話は、具体的でとても参考になりました
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