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更新日:2025年9月8日
静岡市内で開催し、全国から多くの医学生が集まり、本県の地域医療を学び、交流を深めました。
日 時:令和7年8月6日(水曜日)10時30分~15時50分
会 場:ホテルグランヒルズ静岡
〇理事長挨拶
鈴木 康友 静岡県知事
近い将来、本県の地域医療を担う、医学生の皆様が、全国から集まっていただいたことに感謝申し上げ、心から歓迎いたします。
ふじのくにバーチャルメディカルカレッジで学んだ皆様が今後ますます飛躍され、本県の地域医療の第一線で御活躍いただきますことを念願しています。
〇学長講話
「座標軸で考える診療科選び~専門診療科を選ぶときに必要な座標軸~」
宮地 良樹 ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ学長 (静岡社会健康医学大学院大学学長)
御自身の経験や仲間のキャリアパスなど通して、診療科を選ぶ際に何を大切にすべきかについてお話しいただきました。
〇講演会
「老化と肥満と糖尿病の新しい関係」
井上達秀先生(静岡県立総合病院院長)
最新のエビデンスを交えながらiPS細胞の活用などの新しい治療法について先生の研究分野を学術的にお話しいただきました。
「静岡県で脳神経外科医をやってみませんか?」
中尾保秋先生(順天堂医学部附属静岡病院 脳神経外科教授・臨床研修センター長)
脳神経外科の手術やフライトドクターとしての御自身の経験について映像や写真を用いてお話しいただきました。
〇意見交換会(昼食会)
先輩医師や県内医療関係者と意見交換を行いました。
〇グループワーク
講師
浦野哲盟先生(静岡社会健康医学大学院大学 副学長)
加治正行先生(静岡社会健康医学大学院大学 参事)
猪飼秋夫先生(静岡県立総合病院リサーチサポートセンター 臨床研修部肺循環動態研究部長)
大橋温先生(浜松医科大学医学部附属病院 卒後教育センター長)
竹内浩視先生(浜松医科大学医学部附属病院 卒後教育副センター長)
花田充先生(浜松医科大学医学部附属病院 卒後教育センター 特任講師)
谷口千津子先生(浜松医科大学医学部附属病院 医師トータルサポートセンター 特任講師)
キャリア形成を支援いただいている先生方を講師にお迎えしてグループワークを行いました。グループごと選択したテーマについて、講師の先生方やふじのくに次世代医師リクルーターも参加し、様々な意見を出し合いながら、グループごとに発表を行いました。
【選択テーマ】
・医学修学研修資金利用者に求められる医師像
・専門科を選ぶのに大切なものはなにか、専門科を通じて静岡県の地域医療にどう貢献するか
・静岡での卒後10年後を見据えた医学修学研修資金利用者の求めるキャリアパスは
・医師の地域偏在、診療科偏在を解消するために必要なものは
・心を健康に保つためにどのようにするか
【参加学生からの声】
・将来、静岡県で働く仲間を知ることができ、また将来のことを考え、それを実現させるモチベーションアップに繋がりました。
・宮地先生の講話を聴いて、自分の関心事の1つである「診療科選び」についての指針を得ることができました。
・井上先生のお話しを聴き、授業で習ったことが研究においてどのように繋がっていくのかも学べ、今後の学習意欲に繋がりました。
・脳神経外科での手術やフライトドクターとしての中尾先生の実体験を具体的に聞くことができ、少しではあるが目指す像が具現化できました。
・昼食会は様々な大学の方や講師の方など色々な方と話す機会があって良かったです。
・グループワークでは、年齢の近い、将来共に静岡で働く人たちと話すことができ、新たな視点を得るなどいい刺激となりました。
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