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更新日:2022年6月14日
医療法等の改正により、都道府県は、「医師が不足している地域における医師の確保」と「当該地域に派遣される医師の能力開発・向上を図ること」を目的に「キャリア形成プログラム」を策定することとなりました。
これを受け、本県では、派遣先の医療機関や医科大学、関係団体等との連携のもと、新専門医制度による研修プログラムに配慮しながら、医師のキャリア形成を支援するとともに、医師が不足する地域の医療機関における就業期間等の諸条件を定め、将来にわたって本県の地域医療を担う医師の確保・偏在解消を目指し、静岡県キャリア形成プログラムを策定します。
対象者 | 地域枠医師 | 一般枠、大学特別枠 | 自治医科大学卒業医師(プログラム策定中) |
適用者 |
・令和2年度以降入学者 ・令和元年度以前入学者のうち、キャリア形成プログラム適用希望者 |
キャリア形成プログラム適用希望者 | 令和元年度以降入学者 |
基本 |
・キャリア形成プログラム適用医師との面談等によるオーダーメイドのプログラム作成を基本 ・本人のキャリア形成に配慮し、キャリア形成プログラム適用期間である9年間をトータルで適用 |
同左 | 同左 |
研修 |
・臨床研修は、県内病院で実施 ・専門研修は、県内病院が基幹となるプログラムにて実施 |
同左 |
・臨床研修は県内総合病院を原則 ・専門研修は、指定公立病院(自治体立、日赤、済生会、厚生連が開設)等を原則 |
勤務 |
・9年間を県内病院で勤務 ・医師少数区域及び医師少数スポット(以下「医師少数区域等」という)において、県が指定する医療機関での勤務を4年間以上 |
同左 | ・臨床研修終了後の7年間のうち、5年間はへき地指定公立病院等※1で勤務 |
履行期限 | ・16年※2 | 同左 | ・9年間を原則 |
プログラムの中断 | 育児等のライフイベントや海外留学等のキャリア形成に配慮 | 同左 | 育児等のライフイベントや専門研修等のキャリア形成に配慮 |
※1:過疎地域自立支援促進特別措置法、山村振興法、離島振興法に基づく過疎地域、振興山村指定地域、離島(これらを「へき地」という。)を支えるへき地医療拠点病院又は準へき地病院
※2:貸与期間(6年間)×2+4年
・静岡県キャリア形成プログラム適用希望者(令和2年度以降地域枠入学者を除く)は、医学部の大学6年生進級時に、キャリア形成プログラムの適用を受けることについて同意する必要があります。
・適用するプログラムは、臨床研修2年目に選択します。
・医師少数区域等の追加・除外があった場合、以下の通り取り扱うこととします。(令和5年6月15日以降適用)ただし、医師少数区域等から除外後の期間にやむを得ず、除外後の区域等に配置した場合は、国の認定制度や補助制度の対象外となるため留意してください。
区分 | 追加・除外前の期間 | 追加・除外後の期間 |
医師少数区域等に追加の場合 | 医師少数区域等として取り扱わない | 医師少数区域等として取り扱う |
医師少数区域等から除外の場合 | 医師所数区域等として取り扱う | 原則、医師少数区域等として取り扱わない(プログラム上困難な場合、医師少数区域等での勤務の4年間の一部として取り扱うことはやむを得ない) |
基本プログラムとして、以下の3つのコースを定めます。
◆臨床研修は、県内病院で行います。
◆専門研修は、県内病院が基幹施設となるプログラムにて実施します。
◆臨床研修後7年間のうち4年間以上は、医師少数区域等にある病院に勤務します。
◆県内の大学病院(本院、本院以外の病院を問わず)に勤務する期間は最長5年間とします。
<類型>
サブスペシャルティ領域の専門研修まで行い、将来は地域の中核的な病院で指導的立場として勤務することを目指すコース
サブスペシャルティ領域がない診療科またはサブスペシャルティ領域がある診療科で基本領域までの専門医資格取得(内科の場合は「③地域密着型コース」となる)を目指し、地域医療への従事を目指すコース
基本領域のうち内科又は総合診療科の専門医資格取得を目指し、へき地等に位置する病院等を含む、より地域に密着した医療(家庭医等)への従事を目指すコース
「基本プログラム」を踏まえ、より具体的なキャリアプランを提示するため、病院別・診療科別の「個別プログラム」を作成しました。
※個別プログラムについては、随時修正を行います。
※特に、①専門コースについては、国で行われているサブスペシャルティ領域の議論を踏まえ、修正する可能性が あります。
サブスペシャルティ領域※ | 東部 | 中部 | 西部 | 計 |
消化器病 | 11 | |||
循環器 |
|
12 | ||
呼吸器 | 11 | |||
血液 | 富士市立中央病院(PDF:16KB) | 6 | ||
内分泌代謝科 | 国際医療福祉大学熱海病院(PDF:16KB) | 9 | ||
糖尿病 | 9 | |||
腎臓 | 10 | |||
肝臓 | 8 | |||
アレルギー | 国際医療福祉大学熱海病院(PDF:16KB) |
- |
3 | |
感染症 |
- |
- |
2 | |
老年病 |
- |
県立総合病院(PDF:15KB) | 3 | |
神経内科 | 県立総合病院(PDF:15KB) | 8 | ||
リウマチ |
- |
藤枝市立総合病院(PDF:16KB) | 3 | |
消化器内視鏡 | 7 | |||
がん薬物療法 |
- |
- |
2 | |
消化器外科 | 沼津市立病院(PDF:15KB) | 県立総合病院(PDF:15KB) | 4 | |
呼吸器外科 | 沼津市立病院(PDF:15KB) | 県立総合病院(PDF:15KB) | 4 | |
心臓血管外科 | 沼津市立病院(PDF:15KB) | 県立総合病院(PDF:15KB) | 4 | |
小児外科 |
- |
県立こども病院(PDF:16KB) | 3 | |
乳腺 |
- |
県立総合病院(PDF:15KB) | 3 | |
内分泌外科 |
- |
静岡市立静岡病院(PDF:16KB) | 2 | |
放射線診断 |
- |
県立総合病院(PDF:15KB) | 2 | |
放射線治療 |
- |
県立総合病院(PDF:15KB) | 2 | |
計 |
26 |
48 |
54 |
128 |
※これまでの(一社)日本専門医機構が認定している23領域とする。
基本領域 | 東部 | 中部 | 西部 | 計 |
内科 |
浜松医科大学医学部附属病院 |
9 | ||
小児科 |
- |
県立こども病院(PDF:15KB) |
浜松医科大学医学部附属病院 |
3 |
皮膚科 |
- |
- |
浜松医科大学医学部附属病院(PDF:55KB) | 1 |
精神科 | 沼津中央病院(PDF:16KB) | 県立こころの医療センター(PDF:16KB) | 浜松医科大学医学部附属病院(PDF:94KB) | 3 |
外科 | 沼津市立病院(PDF:15KB) | 県立総合病院(PDF:15KB) |
浜松医科大学医学部附属病院 |
5 |
整形外科 |
- |
浜松医科大学医学部附属病院(PDF:62KB) | 3 | |
産婦人科 |
- |
- |
浜松医科大学医学部附属病院(PDF:57KB) | 1 |
眼科 |
- |
- |
浜松医科大学医学部附属病院(PDF:60KB) | 1 |
耳鼻咽喉科 |
- |
県立総合病院(PDF:13KB) | 浜松医科大学医学部附属病院(PDF:65KB) | 2 |
泌尿器科 |
- |
県立総合病院(PDF:15KB) | 浜松医科大学医学部附属病院(PDF:66KB) | 2 |
脳神経外科 |
- |
- |
浜松医科大学医学部附属病院(PDF:57KB) | 1 |
放射線科 |
- |
県立総合病院(PDF:13KB) | 浜松医科大学医学部附属病院 | 2 |
麻酔科 |
- |
県立総合病院(PDF:15KB) |
浜松医科大学医学部附属病院 |
3 |
病理 |
- |
- |
浜松医科大学医学部附属病院
|
3 |
臨床検査 |
- |
- |
浜松医科大学医学部附属病院(PDF:48KB) | 1 |
救急科 |
- |
5 | ||
形成外科 |
- |
- |
浜松医科大学医学部附属病院 | 1 |
リハビリテーション科 |
- |
- |
浜松医科大学医学部附属病院(PDF:67KB) | 1 |
総合診療 |
県立総合病院(PDF:56KB)(PDF:15KB) |
8 | ||
計 |
6 |
17 |
32 |
55 |
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